私が読んだDXのオススメ書籍の第5弾として、
「超DX仕事術 仕事はもっと楽になる!」をご紹介致します。
著者はDXコンサルタントの相馬正伸さんです。
「ウチの会社はDXなんて全然関係ないし、、、」
「DXはよく分からないけど、何かムダな作業ばかりしている気がする、、、」
「残業が多過ぎるから早く帰りたい、、、」
と思っているあなたに朗報です! DXは「1〜数人」でも始められます!
むしろ数人程度までの方が、素早く、確実に効果が得られるDXを行う事ができます。
一般的に「DX」と言えば、部署や企業全体にで行うものですが、
本書では、知っていればすぐに実践できて確実に効果が得られる
「個人に最適化したDX」を紹介しています。
ぜひ本書を参考に、あなたにもDXの第一歩を踏み出して頂きたく、記事にしました!
この本を選んだ理由
私が300人の部署のDX担当者になりたての頃、勉強のために初めてこの書籍を見つけた際は、
「個人に最適化したDXなんて会社全体で見たら大した効果は得られないのでは?」
と思いました。
その一方で、「部署全体のDXなんて、何から手をつけて良いのか、さっぱり分からん!」
と言う状況に陥っていました。そこで本書を読んで、まずは「個人に最適化したDX」を
学び、できる事を実践してみようと考えました。
本書を読んで実際に導入したツール3選
本書では、仕事が効率化できて、且つそれぞれの人の状況
(使い勝手や、すでに自分の会社に導入されているツールとの関連性)に
合わせたツールの紹介が数多くされていました。
これを踏まえ、私が本書を読んで、実際に導入した3つのツールをご紹介します。
それがこちら↓の3つです。
1. Teams
2. Microsoft Forms
3. CRM
1つずつご紹介します。
1. Teamsの導入
1つ目はTeamsの導入です。昨年、私の部署でもやっとチャットを導入できました!
TeamsはMicrosof365を導入すると使えるアプリケーションの1つです。
Teamsには、Web会議とチャット機能があります。
Web会議については、私の会社で既に使っていたものがあったので大きな変化は
ありませんでしたが、チャット機能については、初の導入となりますした。
使ってみた感想ですが、
お互いがチャットのメリットを分かっていれば、とても使い易く、便利です!
「電話するほどでもないけど、メールだと返信が遅くなるんだよなぁ」と言う
レベルのやり取りであれば、チャットして、すぐに返信が得られ、
仕事を進めるスピードが明らかに上がったと実感しています!
その一方で、「チャットなんてメールと変わらないのでは?」と思っている人とは、
チャットのメリットが得られにくいと感じました。
それは「返信が遅い」、「長文を送ってくる」などです。
ツールは導入しただけでは、広がっていかないので、
社内で地道にTeamsの布教活動を行っている最中です。
(ちなみに私の会社のMicrosoft365は、会社側で機能制限がかかっており、
残念ながら全てのアプリケーションを自由に使う事ができませんので、
TeamsとMicrosoft Fomsをそれぞれ個別に紹介しています。)
2. Microsoft Fomsの導入
2つ目はMicrosoft Fomsです。こちらはオンラインフォームと呼ばれるツールで、
お問合せやアンケートなどの回答を自動的に集めてくれるツールで、
e-Learningとしても使えます。
アンケートって、作って配るのはいいんですが、回答を集めるのがとにかく大変ですよね、、、
Microsoft Formsはそんな大変な回答の集計を自動的に行ってくれます。
誰がどのような回答をしたのかはもちろん、回答率やAとBでどちらがより多く選ばれたか
など質問の種類によって自動的に集計したデータをまとめてくれます。
集計結果は回答が入力され次第、すぐに反映され、途中経過も見る事ができます。
初めて試した時は、集計にかける時間が完全に0になり、感動しました!
3. CRMの導入
最後はCRMの導入です。CRMとは「Customer Relationship Management」の略称で、
客先の情報を管理する為のツールです。
こちらは本書に出てくる「Hubspot」や「Zoho」ではなく、別のものを導入しました。
私の会社では、これまで客先情報はほとんど管理できてきませんでした。
と言うのも、過去には各部署の営業担当がそれぞれ全ての客先情報を手入力していましたが、
結局半年も経つと情報が古くなり、数年置きに作り直すと言うことを何度もやっていました。
また各部署バラバラで活動していたため、フォーマットが統一されていない点も
問題となっていました。
CRM導入後は、客先の住所や電話番号、売上などが自動で更新された事で、
手入力する箇所が減り、また全部署が同じツールを使う事で、フォーマットも統一され、
異動する営業担当者の負荷も減っています。
上司は、部下に聞かなくても、いつでも最新の客先情報を調べる事ができますし、
異動者は、普段からCRMに情報を入力するだけで、引き継ぎ資料を別で作る必要がなくなりました。
また隣の人が休んだ場合でも、CRMにアクセスする事で、スムーズに休んだ人のサポートもできる
ようになり、いい事づくめです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本書では「個人に最適化したDX」として、
安価ですぐに導入できて、即効果が実感でき、且つあなたの会社にあった各種ツールが
紹介されています。
「ウチの会社はDXなんて全然関係ないし、、、」
「DXはよく分からないけど、何かムダな作業ばかりしている気がする、、、」
「残業が多過ぎるから早く帰りたい、、、」
と思っているあなたにとって、今足りていない、ツールを知ることができます!
ぜひ本書を読んでみてください!
その他DXのおすすめ書籍も紹介していますので、こちら↓もご覧ください。
以上
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